KG324C+BH40

写真家の皆様に、確かな安心を

AOKA社製フォトグラファー向け三脚ラインナップ、KGシリーズ

 過酷な条件で、重量機材を扱ってきたプロフェッショナル映像クリエイターの要求に、応え続けるAOKAのフラッグシップシステマティック三脚。フォトグラファー向けKGシリーズも、やはりそのシステマティック三脚と同じ技術が注ぎ込まれており、実力、耐久性、安定性は折り紙付きです。衝撃や傷にも強い業界トップクラスの10層カーボンで構成されたKG324Cは、フィールドで決して目立つことなく、静かに実力を発揮します。

 

ちょうど良い高さ、低さの実現 

 段数と最大高、最低高から見ていきたいと思います。KG324Cはカーボン4段で、最大高は1777mm。これはセンターポールを最大まで伸ばした数値であり、センターポールの伸長なしだと1455mmになります。1455mmという数値を日本人の平均身長に当てはめてみると、目の高さより少し低い程度となり、国内使用においてはカメラを覗き込むにも、被写体の目線に合わせるにもちょうど良い高さとなっています。

 KGシリーズはフォトグラファー向け三脚ということで、センターポールがもともと付いている特長があります。センターポールがあることで三脚を設置した後でも、簡単に三脚の高さの微調整を行うことが可能です。これを最大まで伸ばすと1777mmとなり、高さが必要な現場であっても、充分対応することが出来ます。
 最低高に関して、KG324Cは脚を開脚して、センターポールを外すことにより、雲台面を205mmまで下げることが可能です。センターポールの着脱が可能な点は、本製品の大きな特長の1つとなっています。センターポール着脱は非常に簡単で、付属しているローアングル撮影用のアダプターに雲台を載せ替え、センターポールを外した三脚に装着すると、センターポールによる干渉のない、ローアングル三脚へと切り替える事が出来ます。

 

安心の耐荷重と、進化し続けるカーボン

 KG324Cの本体重量は2.19kg、耐荷重は充分の24㎏をマークしています。基本的にカーボン三脚において、耐荷重ギリギリでの使用はおすすめできないので、使用する機材に対して、充分な余裕を持った三脚を選ぶことが大切になってきます。その点でも、24㎏の耐荷重を持つKG324Cは、デジタル一眼レフカメラでの使用に於いて、その条件をしっかりと満たしていると言って良いでしょう。

 脚部はAOKA社の誇る業界最多層の10層カーボンで構成されています。カーボンはAOKAの耐荷重40㎏を誇るシステマティック三脚TKPROシリーズと同素材・同構成であり、信頼性は抜群です。カーボンの弱点であった、一か所に強い力が加わると金属のように曲がることなく、いきなり破断するという事故についても、AOKAの10層カーボンは層ごとにカーボン繊維の方向を変えているため、破断に対して充分な強度を保っています。

 

付属する自由雲台BH-40について

 KG324Cには、自由雲台BH-40が付属します。もちろん、この雲台は外せるのでお好みの雲台を取り付けてご使用いただくことが可能です。耐荷重22kgのこの雲台には、アルカスイス互換規格が採用されています。

 次いで、この雲台BH-40の特長として、水平器が横位置用と縦位置用の、2つ搭載されています。自由雲台はその名の通り、上下左右自由にその向きを動かすことが可能な雲台です。BH-40の1つ目の水平器は、横位置での左右水平を取るために、棒状水平器がクイックリリースの後方の確認しやすい場所に配置されています。縦位置用のもう1つの水平器は、映像用三脚で使われる事の多い丸型水平器が、雲台を縦位置にしたときに上部に来る、プレートのリリースノブに埋め込んで配置されています。

 

脚部に取り外せる機構を備えており、一脚としての運用が可能

 黒いグリップの付いている脚部のみ取り外せる仕様となっており、ネジを緩めて取り外した後、付属のアダプターと雲台を取り付けることで一脚としての運用も可能になります。

 

アダプターに搭載されているのは3/8インチネジ(通称太ネジ)ですので、三脚本体と同様お好みの雲台を取り付けることも可能です。



付属品

 金属製石突×3、三脚ゆるみ調整用六角レンチ、専用収納バッグ、センタポールアダプター、自由雲台(BH-40)、保証書となっております。

 

トラベラー三脚

エクスプローラー三脚

登山三脚

ミニ三脚

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